2007/10/27 (Sat)

San Diego Fire 2007

日本でもニュースになっているかと思いますが、ようやく落ち着いてきたので、今回のサンディエゴの山火事について。心配してメールをくださった方、ありがとうございました。(以下長文です。)

まず、今回の火事で被害があったサンディエゴ地域の地図。これ以外にもロスの方(もっと北)でも被害がありました。

firemap1.gif

(詳細はこちら。)私が住んでいるのは☆印のあたり。

一番広範囲に火事が起こった地域(Witch Fire)の総面積が197,990エーカー。数字だと実感がわきませんが、東京近郊の地図に当てはめてみるとこんな感じになります。

firemap2.gif

10月21日(日)
複数地域で山火事発生。
この日は撮影のお仕事で一日中屋内。3時くらいなのにやけに外が暗いなーと思っていたら、火事みたいだよ、という話を周りの人から聞く。仕事が終わって外に出るとかなり煙臭い。海沿いの撮影現場からお家に帰ってくると煙くささはさらにひどく、灰もちらほら舞っている。

テレビをつけるとRamonaあたりは避難命令が出て、町の人がみんな避難し始めているのでそのあたりの道路は大渋滞、火事の様子も報道されていた。サンタアナと呼ばれる強風にあおられて、燃えている範囲がどんどん広がっていく。大丈夫かなーと思いながらも、2003年の火事(Cedar Fire)の時はサンディエゴ東部の山沿いに広がっていたこともあって、こっちには来ないだろうと思い、2時頃には寝る。

10月22日(月)
7時半頃目が覚めてすぐにテレビのニュースを見る。地図がでないのでわかりずらかったのだけど、Rancho Bernardoが燃えているというニュース。私達が住んでいるところから10キロくらい北で、2年前まで住んでいたあたり、アイカタの会社もそこにある。嘘でしょーと思いながら、ニュースを見ていると、友達から電話。彼女たちは私達が2年前まで住んでいたところに住んでいて、朝の4時くらいに火がかなり近くまで来て、貴重品だけ持って家を飛び出したと言う。

ちょっとやばそうだね、ということになって、いつでも避難できるように荷物をまとめ始める。貴重品、保険関係の書類、Macとデータを保存してあるハードディスク、CD、DVD。次に写真関係とカメラ。着替えを少しと毛布と寝袋。避難所の様子もこの頃には報道されていたので、食料は積まず。ニュースを見ながら一通り車に積み終わる。スペースも時間もまだ余裕があったけど、こうやって非常時になると、本当に必要なものってそんなに持ってないんだなーと思った。

56号より北は避難命令が出ていたので、知り合いのほとんどは既に友人宅や、ホテル、避難所に。私達は56号のすぐ南。近くに住んでいる人達と連絡を取りながら自宅で待機していた。落ち着かない状態でずっとテレビを見て過ごす。夕方になって家の南側の地域に避難命令が出たり、フリーウェイが閉鎖になったりでかなり不安だったけど、引き続き自宅待機。

夜中の2時くらいまで様子を見ていたけど、とりあえず一番近くの火事は治まりつつあるようだし、ニュースも落ち着いてきたのでその日は寝る。

10月23日(火)
7時頃目が覚める。このあたりはずいぶん落ち着いてきた様子。南のほうの火事がひどくなってきている模様。この日も夕方までニュースを見ながら過ごす。家の周りは大丈夫そうだったので、車で近くの様子を見に行ってみる。前に住んでいたあたりはまだ道路が封鎖されていて入れなかった。
(ちなみにこの日にまとめて映画エントリがあがってますが、自動エントリでした。すっかり忘れてた。)

10月24日(水)
すでに火は治まっているけど、道路が封鎖されていてまだお家に帰れないお友達が家に泊まる事に。おそうじ、おそうじ。ニュースを見る限り、彼女たちのお家の住所は火事にあった家のリストには載っていないので、たぶん大丈夫だとは思うのだけど、状況が全然わからないので、心配。アイカタの会社の人で近くに住んでいるご家族宅で夕食。避難所から帰ってきた他のご家族もいて、避難所の様子などいろいろ聞く。とりあえず、みんな無事で本当に良かった。

10月25日(木)
10時過ぎ、家に泊まっていたお友達が彼らの住んでいるあたりの様子を見に出て行く。しばらくして大丈夫だったという電話。ただ電気が止まっていたり、窓を閉めて出たのにも関わらず隙間から入り込んだチリや灰がひどいとの事。でも燃えてなくてホントに良かったー。これで私の友人、知り合いのお家はひとりを除いてみんな大丈夫だったことがわかって一安心。

10月26日(金)
お仕事関係の知り合いの方から電話が入る。被害がいちばんひどかったあたりに住んでいる方で、ニュースで見ていたのだけど、やっぱりお家は全焼してしまったとのこと。朝の4時に警察に叩き起こされ、貴重品を持って逃げるのが精一杯だったそうで何もかも燃えてしまったそう。本人は明るく話されてましたが、何と言っていいのかわからず…

というような1週間でした。私達は実際に避難したわけでもなく被害も全くなかったけど、精神的にとても疲れました。とはいえ、避難所に行かれた方、お家が被害にあった方のダメージはこんなものではないと思うと、頑張って普段通りの生活に戻らなくては、と思っています。

  • 本当に規模がハンパじゃない火事だったのですね。
    おつかれさまです。
    乾燥しているから余計まわりが早かったのでしょうか。
    でもって放火の可能性があるとか…。
    とにかくご無事で良かったです。

    :: by えいこ :: 2007-10-27 @ 4.56 pm ::
  • 東京近郊の地図に当てはめたのを見て、その規模に驚きました。
    自然災害(?)って人間にはどうすることもできないですね。
    被害が無かったとはいえ、精神的には相当キツかったのではないかと思うので
    どうか無理なさらずに・・・

    :: by yar :: 2007-10-27 @ 8.09 pm ::
  • 本当に本当にお世話になりました。
    ぐっすり休めました。
    皆に助けられて、避難太りです・・・
    また、元気に頑張ります!

    :: by Ryoko :: 2007-10-27 @ 11.34 pm ::
  • 日本でも連日ニュースやってました。
    「ん?ここってtomoさんの所やんな…?」と心配でしたが、
    無事との事で良かったです。
    しばらくは大変かと思いますが、無理はなさらないで下さいね。

    :: by sprout :: 2007-10-28 @ 7.44 am ::
  • テレビも新聞も見ない生活してたせいで知らなかったです…。びっくり。
    山火事って日本ではあまり規模の大きなものって起こらない(起こってない…ですよね?)ので、たまによその国の山火事のニュースが流れてもピンと来ない部分が大きかったのですが、この記事読んですごく現実味を今さらながらに感じました。
    避難待機ってきっとすごく精神的に負担かかったと思います。(もちろん実際に避難された方はさらに。)
    それでも、tomoさんもお友達の皆様もご無事で何よりでした!
    どうぞみなさんが早く元の生活に戻れますよう、お祈りいたします…

    :: by nao@mdlm :: 2007-10-28 @ 10.32 am ::
  • みなさん、本当にありがとうございます。:)

    >えいこさん、
    原因がまだはっきりせず、ちょっといや〜な感じです、はい…

    >yarさん、
    私も東京近郊にあてはめてみて、びっくりしました。
    人口密度は東京とは比べものにならないほど低いですけどね。

    >Ryokoさん、
    ほんとにお疲れさまでした。またランチしましょーね。

    >sproutさん、
    これさえなければ、文句のつけようがない所なんですけどねー…
    4年に一度は覚悟しなくてはいけないのかなと、思いましたです。

    >naoさん、
    ひどく乾燥しているのがやっぱり原因なんでしょうかねー。
    日本は木も山も水分多そうですよね。

    :: by tomo :: 2007-10-29 @ 12.28 am ::


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